旅先でのリスクをカバーする”旅行保険”。加入状況や、請求方法などを確認

リスクと保険

普段の生活上のリスクについては、いろいろな保険に加入している人が多い。

医療保険や火災保険、自動車保険などが身近な保険だ。

しかし、保険はほかにも数多く存在する。

海外旅行など、旅行に関するリスクをまとめてカバーする”旅行保険”というものもある。

パック旅行に含まれていたり、クレジットカードに付帯していることもあるが、どれくらいの人が利用しているのだろうか。

 

旅行保険の利用状況

 

画像はプレスリリースより引用

 

マイボイスコムが、2018年11月9日に調査の結果を公表している。

2018年10月1日~5日、インターネット調査で、10,475件の回答を集めた。

直近5年間で、「旅行に行ったが旅行保険に自分で申し込んでいない」という人が49.6%で最も多かった。

旅行に行っていない人は、33.2%。

海外旅行の時に旅行保険に加入したという人は、11.8%。

国内旅行の時に旅行保険に加入したという人は、6.2%いた。

意識的に利用している人は少ないようだ。保障内容を詳しく知り、いざというときの利用方法を知っていると、関心が高まるかもしれない。

 

旅行保険の利用方法

 

海外旅行保険のサイトを見ると、各保障内容ごとの請求方法を確認できる。

例えば、治療費用の請求をするときには、治療費用の領収書や病院所定の診断書などが必要になる。

盗難事故の場合には、警察に連絡し、盗難届出証明書を取得。

航空機寄託手荷物遅延という、航空会社に預けた手荷物が、航空機が目的地に到着後6時間を経過しても運搬されなかったときに、保障を受けられることもある。

航空機遅延事故では、請求の際、航空会社から遅延証明書、欠航証明書等を取得することが必要だ。

旅先で事故を起こし、賠償責任が生じたときにも保証を受けられる場合がある。損害品の写真や請求書などが必要にるようだ。

 

リスクへの意識と、カバーへのイメージ

 

調査を見ると、旅行保険を意識的に利用している人は少ないようだ。

海外旅行ともなると、荷物が多い。失えば、大きな損害だ。

リスクを意識し、保険でカバーできているか確認。請求手続きのイメージを持っていれば、金銭的な不安を一つずつ減らしていけるだろう。

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