”妊活”は「人生設計ができている」「お金や時間に余裕がある」イメージ。資金的アドバイスの必要性は?

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

子どもが欲しいときには、どうすればいいか。

心と体の問題であったり、時間やお金の問題であったりもする。ライフプラン・ファイナンシャルプランにかかわる部分もありそうだ。

子どもを願う夫婦の活動を「妊活」と呼ぶことがある。ここでは、「妊活」に関する意識調査から、気になる部分をピックアップしてみたい。

”妊活”は「人生設計ができている」「お金や時間に余裕がある」イメージ

2018年11月22日、ロート製薬株式会社は、『妊活白書2018 byロート製薬』を公開した。

全国の10代から40代の男女1,400人を対象として、「妊活」に対する意識調査を行っている。

画像は『妊活白書2018 byロート製薬』より引用

「『妊活をしている男性』・『妊活をしている女性』に対して、どのような印象・イメージをお持ちですか?」という質問がある。

上位には「深刻そう」「つらそう」というネガティブなものもあった。

しかしそれと並んで、「人生設計ができている」「お金や時間に余裕がある」「家族おもいな」というポジティブなものも多い。

人生やお金の計画が、「妊活」で重要なことがわかる。

画像は『妊活白書2018 byロート製薬』より引用

「あなたたちご夫婦が『妊活』を始めようと思ったきっかけは何ですか?」という質問もある。

「結婚したから」(44.2%)、「年齢が気になり始めた」(36.8%)の2つが圧倒的に多い。

「金銭的に余裕ができた」は5.0%と低く、妊活を始めるメインの要素ではないようだ。

妊活に関する資金的アドバイスの必要性

調査を見ると、妊活には「人生設計ができている」「お金や時間に余裕がある」といったイメージがある、というのがわかる。

その一方で、妊活を始めるきっかけとしての「金銭的に余裕ができた」という回答は、少なかった。

妊娠・出産でもらえるお金、というものはたくさんある。また、教育資金も気になるところだ。

しかし心理的な問題ではあるが、「妊活」を検討している夫婦に、妊活資金についてのアドバイスを強調しすぎることは、余り有益ではないのかもしれない。

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