受験生の通塾実態の調査。塾に通う費用は、前もって用意すべきか

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

塾に通う受験生は、どれくらいいるのだろうか。

学校に通うことには、お金が必要となる。その前に、目標の学校に入学するためには、努力して勉強をする必要がある。そこにまた、お金が必要になることもあるだろう。

目標の実現へ向けたお金の準備は、ライフプラン・ファイナンシャルプランの一つだ。

受験生の通塾実態の調査から、利用状況をみてみたい。

受験生の通塾実態の調査

2018年12月4日、株式会社日本能率協会総合研究所は、受験生の母親を対象とした意識調査の結果を公表した。

調査対象者は、全国の受験生の母親1,509名。調査期間は、2018年11月15日~20日。

調査対象である「受験生の母親」の属性を見てみる。

画像はプレスリリースより引用

職業については、専業主婦が40.2%、パートアルバイトが35.7%、フルタイム勤務が22.7%となっている。

画像はプレスリリースより引用

年齢は、20代以下0.9%、30代12.6%、40代69.5%、50代16.6%、60代0.4%。

画像はプレスリリースより引用

世帯年収は、300万円未満11.8%、400万円未満9.3%、600万円未満20.5%、800万円未満24.8%、1,000万円未満15.7%、1,200万円未満8.2%、1,200万円以上9.7%となっている。

画像はプレスリリースより引用

「お子様は、受験のために、塾や予備校に通っていますか。」という調査では、受験生の通塾率(「週に5日以上通っている」~「不定期で通っている」の計)は全体で58.4%となった。

小学受験では51.4%、中学受験では78.6%、高校受験では62.4%、大学受験では43.4%と、中学受験の通塾率が最も高い。

中学受験では、「週に5日以上通っている」が17.3%、「週に3~4日以上通っている」が32.1%となっており、他の受験生よりも塾に通う頻度が高い傾向がある。

塾に通う費用は、前もって用意すべきか

教育資金というと、大学入学へ向けた学費の準備が思い浮かぶ。しかし、その前の段階で、中学受験・高校受験へ向けた学費が必要になることもある。

毎月の生活費から支出していくことも考えらえる。塾に通う費用として、前もって貯蓄しておくこともできる。将来の目標や、現在の家計などと照らし合わせて、決めていくことになるだろう。

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