結婚・出産・入学のタイミングと、住宅価格やローン金利の変動を考慮。住宅検討理由のアンケート結果

不動産運用設計

住宅を購入しようとするきっかけには、何があるだろうか。

資金的な面では、自己資金が十分に貯蓄できた時などが考えられる。また、ローンの返済見通しが立つことも重要だ。そこには、教育資金や老後資金の準備との関係も絡んでくる。

ここでは、住宅購入予定者へのアンケートから、さまざまな検討理由を見てみたい。

住宅検討理由のアンケート結果

画像はプレスリリースより引用

2018年12月6日、株式会社リクルート住まいカンパニーは、「スーモカウンター」来場者に行ったアンケートの結果を公表した。

スーモカウンターは、住宅購入に関する無料相談サービスだ。

アンケートは、首都圏在住の来場者250人に対して行われている。

「住宅検討理由を教えてください。」(複数回答、N=250)という質問では、「子ども関係のため」が43.2%でトップとなった。

「子ども関係のため」とは、子どもが産まれた、子どもが入園・入学するまでに等のことだ。

以下、「増税影響のため」、「家の老朽化のため」、「ローン低金利のため」、「結婚のため」、「家族に勧められたため、「2020年のオリンピック影響のため」と続く。

スーモカウンターへの相談では、増税やローン低金利に関する相談はあるが、メインの理由ではないという。

実際は「妊娠を機に出産前に購入したい」「子どもの入園や入学前に合わせて検討したい」といったニーズが多いようだ。

結婚・出産・入学のタイミングと、住宅価格やローン金利の変動

アンケートの結果をみると、子ども関係を理由として検討を始める人が多いようだ。資金に影響を与える、金利はそれほど高くない。

結婚・出産・入学などは、自分のタイミングで決まる。一方、住宅価格やローン金利は、経済の事情で変動していくものだ。

両面での事情を考慮し、無理のない返済計画を立てることが重要となるだろう。

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