20代・30代は、貯蓄や投資に関して、どんな考えを持っているのか。
人生において、貯蓄は重要だ。収入をすべて生活費に使うなら、将来の計画はいらない。教育・住宅・老後などの実現には、資金計画が必要となる。
20-30代のお金と生活に関する調査から、特徴を見てみたい。
20-30代のお金と生活に関する調査
2018年12月7日、株式会社お金のデザインは、「20-30代のお金と生活に関する調査」の結果を公表した。
20~60代の男女1,000名(各年代 男女それぞれ100名)について、調べている。
表紙には、20代、30代に聞いた「人生100年時代」の ”生存戦略”とは、とタイトルが付けられている。
「あなたが20代のとき、資産運用をしていましたか?(現在20代の方は現在)」という質問を、全世代に聞いている。
20~30代と、40~60代を比較すると、20~30代で、必要性を感じていた人の割合は40~60代の1.6倍という結果となった。
若者の方がより堅実であると言える。
「次のうちあなたが最もやってみたい投資はどれですか。」という質問を、20~30代に聞いている。
リスクを取りすぎるハイリスクハイリターン、リスクを全く取らずにローリターンは、ともに低い。
支持されたのは、ローリスクでミドルリターンを狙う「バランス型投資」だった。
資金の目的によって、元本保証や投資信託を使い分け
調査をみると、資産運用の必要性を感じている20~30代が多いのがわかる。
投資パターンについて細かく見ると、ハイリスクハイリターンが少ない。元本保証のモノに比べ、半分だ。
資金の目的によって、元本保証商品や投資信託などを使い分けるイメージと言えるかもしれない。