働き方や職業は、どのように選ぶか。
生活するにも貯蓄するにも、収入が必要だ。そのためには、仕事をしなくてはならない。就職・転職・再就職など、新たな職場を選び、応募する場面が出てくる。そこでは、多くの情報に触れることになるだろう。
職場選びの現場では、どんな情報が重視されているのか。仕事探しに関する調査が行われている。
仕事探しに関する調査
2019年1月18日、ディップ総合研究所が、「仕事探しに関するインターネット調査」の結果を公開した。
調査期間は、2018年9月28日~10月2日。全国 16~69歳 男女 現在、長期(6カ月以上)前提での仕事を探している、または直近1年以内に長期(6カ月以上)前提での仕事を探していた人を対象に、インターネット調査を行っている。有効回答数は、3,036サンプルだ。
結果、求職者が重視している項目は、「勤務地」「仕事内容」「給与」「職種」「勤務シフト」などが上位を占めている。
詳細をみると、「仕事内容」に関する情報について重視するのは、1位は「1日の業務の流れ」68.9%、2位「本当に自分でもできる仕事かがわかる具体的な仕事内容」68.3%だ。
「給与」関連の情報では、「休日出勤・深夜勤務・残業のときの時給」が、60.8%で1位。
求職者が希望する「勤務シフト」をみると、学生・主婦・主夫の70%以上が「1日5時間以下」勤務を希望。シニアの50%以上が「1日6時間以上働きたい」と回答している。
また、知りたい「職場の環境・雰囲気」1位は、「職場の年齢層」79.0%、「同僚の雰囲気」や「職場の人数・男女比」も50%超だったという。
お金とともに、自分の能力や自分の生活にフィットすることが求められている
調査をみると、求職者が重視するのは「勤務地」がトップとなっている。2位の「仕事内容」では、「1日の業務の流れ」が情報として重視されている。
「給与」が3位であることから、お金とともに、自分の能力や自分の生活にフィットすることが求められているのかもしれない。
快適な環境下で、ライフプランを実現する収入を確保することが条件になるだろう。