”時間の自由度”や”時給の高さ”を求めて、派遣就業への許容度は51.9%。「派遣就業に対する意識調査」

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

働き方の選択も、ライフデザインを実現する要素の一つだ。

まず、会社に勤めるか、独立・フリーを選ぶかという問題がある。

会社に勤める場合では、正社員や派遣社員、パート・アルバイトという選択肢がある。収入や社会保険、自由度など、自分に合った働き方を選択することになるだろう。

収入や社会保険に違いがあり、ファイナンシャルプランにも影響を与える。

今、派遣就業については、どんな位置づけになっているのだろうか。意識調査が行われている。

派遣就業に対する意識調査

2019年2月8日、ディップ総合研究所が、「派遣就業に対する意識調査」のレポートを公表した。

調査期間は、2018年10月19日~22日。自社で運営するアルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」の会員3,516名を対象に、調べている。

調査した項目は、求職者の「派遣就業に対する許容度」、「就業意向に影響する11項目」、「派遣就業に対する印象」、「希望、許容職種」だ。

画像はプレスリリースより引用

「派遣就業に対する許容度」について、長期(3カ月以上の長期前提)の仕事探しをする際に、派遣で働くことに対する就業意向を聞いた。

「派遣で働きたい」が10.8%、「派遣で働いてもよい」が41.1%。合わせて51.9%の人が派遣で働くことを許容していることが分かる結果となっている。

画像はプレスリリースより引用

調査では、「就業意向に影響する11項目」についても調べている。

派遣就業意欲への影響度が高い順に並べる。

「働く時間や期間などの融通が利く」、「交通費が支給される」、「パート・アルバイトよりも時給が高い」、「応募から採用までの選考期間が短い」、「派遣会社が保有する豊富な仕事から、選べる・紹介してもらえる」が上位5項目となった。

ほかには、「社会保険など福利厚生が充実している」、「登録・面接時に用意する書類が少ない、手間がかからない」、「求人情報から具体的な仕事の内容や業務がイメージできる」、「就業後のフォローが手厚い」、「応募資格など求められる基準が高くない、採用ハードルが低い」、「求人情報から具体的な職場の雰囲気がイメージできる」の順で続く。

お金に関する項目をピックアップすると、「交通費が支給される」、「パート・アルバイトよりも時給が高い」、「社会保険など福利厚生が充実している」といった項目がある。

また、トップとなっているのは「働く時間や期間などの融通が利く」で、派遣という働き方に求められるものが何なのかが分かる。

出典:ディップ総合研究所「これまでの求人募集が変わる!求職者が応募したくなる採用のヒント~アルバイト・パート3,000人アンケート~」(https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=262)

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自由度があり、社会保険も期待できる。パート・アルバイトと正社員の間のポジションで仕事を探すなら、活用できそうだ。

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