資産運用の新しいサービスに、ロボアドバイザーがある。
AIを用いたフィンテックで、ポートフォリオの構成とリバランスを自動で行う。FPの仕事を一つ奪うのではないか、と言われることもある。
人間によるアドバイスと、AIによる自動化の組み合わせが必要という結論になることも多いようだ。
長期の運用では、手数料が成績に影響を与える。今回、ロボアドバイザーの手数料引き下げが行われた。
AI搭載ロボアドバイザーTHEO[テオ]の新手数料体系
画像はプレスリリースより引用
2019年2月15日、株式会社お金のデザインが、THEO[テオ]の新手数料体系を発表した。
THEOは、AI搭載ロボアドバイザーによる投資一任運用サービスだ。1万円からスマホで始められる。
年齢や現在の金融資産額などの情報から、最大30種類以上のETFからなるポートフォリオを提案してくれる。
ETFにはキャピタルゲイン重視、インカムゲイン重視などがある。それらを、運用方針に沿って組み合わせるのだ。
構成ETFの価格が変動すると、構成割合(%)のバランスが崩れる。これも、1ヵ月に一度自動でおこなう。
手数料は、最大1.08%(税込・年率)。組入ETFの売買手数料、および取引所手数料、並びに為替手数料等の費用はかからない。THEO専用の証券口座の管理手数料は無料。
組入ETFの市場価格の下落、為替変動などにより損失が発生し、投資元本を割り込む可能性がある。なお、NISAの適用は無い。
画像はプレスリリースより引用
今回の手数料体系の見直しでは、判定期間での入出金総額の平均で、割引が受けられるようだ。
たとえば、1万円から50万円未満では年率0.9%の手数料となる。1,000万円以上では0.65%まで下がる。
長期の資産運用では、手数料が低いのはアドバンテージとなるだろう。
THEO+ [テオプラス] docomoでは、運用額に応じてdポイントもたまる
資産運用ならdポイントももらえるTHEO+[テオプラス] docomo!
THEO+ [テオプラス] docomoで、ロボアドバイザーでの運用おこなうと、毎月、月末の運用残高1万円につき1.5ポイントのdポイントが貯まる。
1年では18ポイント。年率0.18%という計算になる。手数料の見直しによる割引と合わせて、より有利な運用になるだろう。
dカードと組みあせると、設定金額に応じて端数を「おつり」として自動でTHEO+ docomoに積み立てできる。「おつり積み立て」で、毎日コツコツ積み立て投資という手法も可能だ。
AIを活用した、長期の資産運用を始めるなら、検討の対象になるだろう。