ATMは、どのように利用しているか。
普段使うお金は、人によって管理の方法があるだろう。
銀行に預けたり、現金で持ったり、電子マネーで持ったりできる。支払い方法も、現金・クレジットカード・振り込み・引き落としなどがある。管理の方法に工夫の余地があるかもしれない。
調査から、人々のATM利用状況をみてみる。
『ATMの利用』に関するインターネット調査
2019年2月19日、マイボイスコムが、『ATMの利用』に関するインターネット調査の結果を公開した。
調査期間は、2019年1月1日~5日。10,531件の回答を、集めている。
画像はプレスリリースより引用
人々は、どんな場所でATMを使っているのか。直近1年間に利用したATMの場所を、調べている。
もっとも多いのが、「金融機関の店舗内・併設のATM(銀行や郵便局など)」で82.7%。
以下、「コンビニエンスストア(コンビニATM)」が44.6%、「スーパー」が23.5%などとなっている。
ATM利用頻度については、「月2~3回」利用者は44.9%、「月に1回」は28.8%。
利用したATMのサービスでは、「現金の引き出し」が91.7%、「預け入れ」が65.9%、「通帳記入」が52.1%、「残高照会」「現金での振込・振替」「カードでの振込・振替」が各2~3割。
画像はプレスリリースより引用
ATM利用状況に関する行動では、手数料の損得など、お金に対する考えが見えてくる。
一番多かったのか、「手数料が無料になる範囲・条件(時間帯・場所、取引条件など)を選んで利用する ※有料になる場合は利用しない」で79.4%。
続いて、「ATMの手数料が無料・安くなる金融機関に口座を開設するようにしている」が25.2%、「他の口座への振込・振替はATMではほとんど行わない(ネットバンクなどで行う)」が10.4%となっている。
ほかにも、「現金はあまり持たず、不足したらその都度、小額をATMで引き出す」「コンビニATMはやむを得ず利用することが多い」「手数料は意識するが、無料・安くなるような工夫は特にしない」という回答もある。
利用しやすい場所に、手数料がかからないATMがあればいいのかもしれない。振り込みは、ネットバンクで行う人も多いようだ。