家計の支出における意思決定。『消費スタイル』に関する調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2019年4月11日、マイボイスコムが、『消費スタイル』に関するインターネット調査の結果を公開した。

調査期間は、2019年3月1日~5日。10,624件の回答を集めている。

画像はプレスリリースより引用

調査では「生活に関する考え方」として、「A:多少家計で無理をしても、高級なもの・質の高いものに囲まれた生活がしたい」「B:自分の収入や資産にあった範囲で、堅実な生活がしたい」のどちらに近いかをたずねた。

結果、Bに近い人(「Bに近い」「どちらかといえばBに近い」の合計)が9割弱を占めている。

世帯年収が高い層では、Aに近い人(「Aに近い」「どちらかといえばAに近い」の合計)の比率が高い傾向がみられたという。

画像はプレスリリースより引用

「自分にとって手に入れる価値があると思うもの」について尋ねると、「持ち家」が36.3%、「車」「パソコン」が各2割、「海外旅行」「スマートフォン・携帯電話」などが1割強となった。

車」「パソコン」などは男性での比率が高い。また、「スマートフォン・携帯電話」「書籍、マンガ、CD、DVD・BDなどのソフトコンテンツ」などは10・20代での比率が高くなる傾向があるという。

画像はプレスリリースより引用

「なくてもかまわないと思うもの」では、「高級ブランドの服・バッグ」「宝飾品」が各5~6割、「ゲーム機」「コレクターズアイテム(希少性のあるもの)」「美容・エステ」が各40%台と高い。

家計の支出における意思決定

お金の使い方については、必要なものと欲しいものに分けて考える必要がある。必要なものを優先して買う、ということだ。

また必要なものの中には、計画を立てて貯蓄しなければ買えないものもある。今回の調査では、持ち家・車・海外旅行などがそれにあたるだろう。

毎月の収入をどのように使い、貯蓄するか。必要性と優先順位が高いもののために、買わない・安いものを選択するといった意思決定をしていくことになる。



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