社会人マナーの習得など、就職活動を意識。大学生のアルバイト実態調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2019年4月12日、マイナビが、「大学生のアルバイト実態調査」の結果を公表した。

調査期間は、2019年2月8日~13日。アルバイトをしている大学1年生~4年生/年齢:18~23歳を対象に、1,299名の有効回答について調べている。

画像はプレスリリースより引用

大学生がアルバイト探しをする際、就職活動を「意識している(11.1%)」「少しは意識している(23.0%)」と答えた割合が計34.1%。およそ大学生の3人に1人が就職活動を意識している。

「学生時代に力を入れていたこと」としてアピール出来るようにアルバイト選んでいるという。

画像はプレスリリースより引用

次に、就職活動を意識してアルバイトを探していると答えた大学生に対し、「探す上で重視している点」を聞いている。

結果は、「社会人マナーが身につく(60.7%)」が突出して高い。その他にも「人脈が広がる(27.3%)」「専門性が高められる(27.0%)」などがあった。

アルバイトの際にチェックしたいこと

学費や生活費にプラスとなる、学生のアルバイト。社会人マナーを学び、アピールポイントになるなど、就職活動にもつながるようだ。

その一方で厚生労働省では、労働条件に関して「アルバイトを雇う際、始める前に知っておきたいポイント」というページを公開して注意を促している。

・採用時に合意した以上のシフトを入れる

・一方的に急なシフト変更を命じる

・試験の準備期間や試験期間にシフトを入れる

・「人手が足りない」といった理由で学生を休ませない

・退職を申し出た学生に対し、「ノルマ」や「罰金」を理由に辞めさせない

アルバイトでも労働基準法が適用される。こういったトラブルを避けるためにも、アルバイトを始める前には会社に労働条件を確認しておくことが推奨されている。

条件を確認してから契約するという習慣も、社会人になってから役に立つだろう。



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