賃貸で利用が増えた「家賃債務保証業者」。登録業者のシンボルマークが決まる

不動産運用設計

2019年4月24日、国土交通省が、「信頼できる家賃債務保証業者を選びましょう!~登録家賃債務保証業者シンボルマークを制定~」というページを公開した。

近年、賃貸住宅市場では、入居時における連帯保証人に代わって家賃債務保証業者による機関保証の利用が増加している。

そのような中、保証業者を国に登録する「家賃債務保証業者登録制度」を平成29年10月25日に創設した。

そして今回、登録業者であることを示す「登録家賃債務保証業者シンボルマーク」を制定している。

信頼できる家賃債務保証業者を選ぶのに役立つだろう。

家賃債務保証業者とは

賃貸物件を借りるときは、連帯保証人を求められることがある。

連帯保証人とは、借主が家賃を支払わなかったときや設備を壊してしまい弁償できないなど、何らかの問題を起こした場合、本人に代わって支払いをする人のことだ。

借主と同じ責任を負うことになる。責任が重く、頼むのが難しい。

そこで、機関保証の制度が作られている。

機関保証とは、保証料を支払うことによって、法人が連帯保証人の役割を果たす制度のことだ。 信用保証と呼ばれることもある。

家賃債務保証業者は、賃貸住宅の契約時に必要な賃借人の連帯保証人を代行する会社で、不動産賃借人との間で保証委託契約を締結する。

賃借人が家賃滞納などの家賃債務の債務不履行をした場合、賃借人に変わって家賃保証会社が代位弁済を賃貸人に行う。



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