ポイント投資に「テーマ運用」追加。リスクとリターンをどう選ぶか

金融資産運用設計

2019年5月20日、お金のデザインが、ポイント投資サービスに「テーマ運用」を追加すると発表した。

お金のデザインは、ロボアドバイザーによる投資一任運用サービス「THEO[テオ]」 を運営する企業。

ポイント投資は、ドコモが提供するdポイントクラブ会員向けの、dポイントを活用した投資体験サービスだ。

dポイントクラブのアプリまたはWEBからポイント投資サービスサイトにアクセスし、運用するポイント数と運用コースを選択するだけで、即日開始可能。

今回、現在提供している「おまかせ運用」に加えて、身近なトピックや話題のテーマを選んで投資ができる「テーマ運用」が追加される。

当初は「日経225」「新興国」「ヘルスケア」「コミュニケーション」「生活必需品」と5つのテーマが用意される予定だ。

リスクとリターンをどう選ぶか

投資対象の選択においては、リスクとリターンのバランスを考える必要がある。

国際的に、株式・債券・不動産など広く分散投資するものは、リスクが小さくなる傾向がある。値下がりの幅は小さくなるが、期待出来るリターンは世界経済の成長やインフレに沿ったものになるだろう。

テーマ投資や個別銘柄では、大きく値下がりする可能性もあるが、世界経済の成長やインフレ率を大きく超えるリターンが得られる可能性もある。

価値がゼロになっても、生活やライフプランの実現に困らない資金を配分することになるだろう。

テーマ投資は、ETFによる国際分散投資よりも、値下がりリスクが高い。その一方で大きなリターンの可能性もある。

ポイントによる投資が小額であれば、テーマ投資に振り向けてチャレンジするという戦略も考えられそうだ。



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