2019年5月23日、「MAStand」が、FinTech(フィンテック)企業カオスマップ2019年最新版を公開した。
MAStandは、FinTech・仮想通貨の情報メディア。
カオスマップとは、オンラインサービスの業界地図だ。さまざまな金融関連の新しいサービスがまとめられている。
キャッシュレス決済サービスや家計簿アプリ、ソーシャルレンディング、資産運用、仮想通貨などが、身近なフィンテックサービスと言えるだろう。
カオスマップでは11のカテゴリーに分類している。
1:キャッシュレス決済・送金サービス
2:仮想通貨・ブロックチェーン
3:クラウドファンディング
4:個人資産運用
5:ソーシャルレンディング
6:会計・経理
7:個人財務管理(PFM)
8:保険
9:金融情報サービス
10:個人向けローン・融資
11:セキュリティ
フィンテックサービスとはどんなものか
たとえば、「4:個人資産運用」に含まれるWealthNavi(ウェルスナビ)は、資産運用のプロセスを自動化するサービスだ。投資一任型ロボアドバイザーと呼ばれる。
いくつかの質問に答えると、希望に沿ったリスクとリターンが期待できるETFの組み合わせを選んでくれる。値動きが生じたときに必要となる、リバランスも自動で行う。
また、「10:個人向けローン・融資」のカテゴリーにあるMOGE CHECK(モゲチェック)は、フィンテック×不動産サービスで住宅ローン支援を行う。
ローンの金額や条件などをweb診断し、もっとも低金利の融資・借り換えを提案。実際の申し込み手続きまでサポートする。
PCやスマホアプリなどを通じて利用できるので、時間の節約につながるだろう。