小学6年生の「将来就きたい職業」

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2019年7月9日、クラレが、小学6年生の「将来就きたい職業」について調査した結果を公表した。

調査時期は、2019年1月14日~3月中旬。2019年3月に小学校を卒業した子どもとその親を対象にしらべた。有効回答数は、男の子とその親:各640名/女の子とその親:各736名となっている。

男の子が就きたい職業の1位は、昨年に続き「スポーツ選手」。

競技の内訳では、今年初めてeスポーツが登場した。

2位には、昨年は5位に順位を下げていた「研究者」、3位には「医師」が入っている。

また、「大工・職人」が昨年16位から6位に大きく順位を上げたのが目立つ。ブロックでできた仮想空間のゲームの影響があるようだ。

4位は昨年に続き「ゲームクリエイター」で、ゲームの制作側も人気があるという。

インターネットを舞台にした職業では、昨年初登場した「ユーチューバー」が 18 位(1.4%)に入った。

女の子の「将来就きたい職業」トップ20とは何か?

画像はプレスリリースより引用

女の子の1位は「教員」、2位は「保育士」で、子どもと関わる職業が上位に入った。

10位以内では、3位「看護師」、9位「医療関係」といった医療職が目立つ。

おしゃれに関する仕事に興味を持つ女の子も多く、「美容師」は14位から5位に大きく順位を上げ、8位には「デザイナー」が入っている。

20位以内では、「マスコミ関係」が13位に入った。内訳をみると、雑誌などの編集者が42.9%、ジャーナリスト・記者が38.1%。

新しい職業もいくつか登場している。就きたい職業の傾向を知っていれば、キャリア教育などで役に立ちそうだ。



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