日本FP協会のサイトでは、「FPが教える家計再建のポイント」というページを掲載している。
副題は”~新型コロナウイルス感染症を乗り越えるために~”。
サイトからは「FPが教える家計再建のポイント~新型コロナウイルス感染症を乗り越えるために知っておきたい『制度』と『知識』~」というテキストのPDFファイルがダウンロード可能だ。
新型コロナウイルスの流行により、家計はダメージを受けている。
テキストでは、家計を守るために「今すべきこと」として2点を挙げている。
(1)応急処置:新型コロナウイルス感染症で受けるダメージを公的支援を使って、最小限に抑える。
(2)予防措置:家計の収支を把握して見直し、キャッシュフロー表(CF表)で将来を見える化する。
キャッシュフロー表とは、毎年の家計の収支から、長期的な貯蓄残高の変化をみたものだ。
テキストでは、公的な支援の一覧を確認できる。
利用可能なものが見つかるかもしれない。
キャッシュフロー表を作成する際には、現在・将来の収入と支出についての数字が必要となる。
新型コロナウイルスの流行で、収入が減りったり、支出が増えたりという影響が予測される。
影響による具体的な金額が分かれば、節約や公的支援、将来的な収入増がどれくらい必要なのか具体的にイメージ可能となるだろう。
公的な支援の利用や、家計の見直しは平常時でも有効だ。
この機会にさまざまな制度や、キャッシュフロー表を使った家計の考え方を学んでおくのもいいかもしれない。
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