自由化後に電力会社を変更した人は2割強、ガス会社を変更した人は約9%

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2020年7月3日、マイボイスコムが、2回目となる『電力・ガス自由化』に関するインターネット調査の結果を公表した。

マイボイスコムは、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。

調査期間は、2020年6月1日〜5日。10,202件の回答を集めている。

調査では、電力会社の変更状況をしらべた。

2016年4月の電力自由化に伴い、電力会社や料金プランを変更したかを聞いたところ、「大手電力会社から、新電力会社へ変更した」が22.6%だった。

電力会社の変更予定がない人の理由は(複数回答)、「現在利用している会社に特に不満がない」が52.7%、「変更してもメリットが感じられない」が28.3%。

以下、「現在の契約会社の方が安心」、「変更手続きが面倒」などがつづいた。

調査では、ガス会社の変更状況についても調べている。

2017年4月のガス自由化に伴い、ガス会社や料金プランを変更したかを聞いたところ、「ガス会社を変更した」は8.7%だった。

テレワークの普及で、自宅での電力消費が増える可能性がある。

固定費を削減し家計を改善を考えるとき、電力会社の変更が一つの方法になるかもしれない。

ただ現時点では、メリットを感じない・手続きが面倒・不安といった声が多いようだ。

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