2020年8月18日、三井住友カード株式会社が、「令和の中高生のキャッシュレス事情に関するインフォグラフィック」を公開した。
調査期間は、2020年6月16日~19日。調査対象は、中高生の子を持つ親500名と、その子どもたちだ。
高校生に「キャッシュレス決済をしたことがありますか?」という質問をしてみると、約50%の人が「したことがある」と回答。
一方中学生は、高校生よりも15%少ない、35%がキャッシュレス決済の利用者だった。
中高生にとってもっともなじみ深いキャッシュレス決済の1位は電子マネーだった。
以下、QRコード決済、プリペイドカードとつづく。
特徴としては、「あらかじめチャージして利用するタイプ」のキャッシュレス決済が多いことがあげられる。
中高生がもっとも多く使用するキャッシュレス決済の場面は「コンビニで電子マネーを利用する」だった。
2位は「コンビニでQRコード決済を利用する」、3位はファストフードなどの「食べ物や飲み物のお店で電子マネー決済」という結果。
中高生のおこづかい事情を見ていくと、定期的におこづかいをもらっているのは89%。
そのうちの93%は現金でもらっている。
また一か月の平均額は、高校生は4,640円、中学生2,964円、という結果になっている。
令和の中高生は現金でおこづかいをもらっても、自分でチャージしてキャッシュレス決済をしていると推測される。
子どもがお小遣いをどのように使うか。これは金融リテラシーを学ぶ第一歩。
必要なものと欲しいもの、ニーズとウォンツを区別する、貯金して高額なものを購入する。そんなことが基本となる。
子どもたちはどんな店で、どのようにキャッシュレス決済を活用しているのか。
そんなことを含めて、使い道などを把握できるようにしておきたい。
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