2020年12月16日、大和ネクスト銀行が、“2020年ランキングで見る”シニアライフに関する調査の結果を公開した。
大和ネクスト銀行は、大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「えらべる預金」を展開する企業。
調査期間は、2020年11月5日~6日。50歳~79歳の男女を対象に、1,000名の有効サンプルを集計した。
調査では、孫がいる人(403名)に、「今年1年間に『孫消費』にいくらくらいお金を費やしたか」を聞いた。
結果、平均額は19.6万円。
昨年の調査結果と比較すると、平均額は2019年15.1万円→2020年19.6万円と、4.5万円の増加となっている。
一方、シニア(664名)に、「今年1年間に、旅行や趣味、デート、アンチエイジング、ネット通販にいくらくらいお金を費やしたか」もたずねている。
その結果、平均額は、「旅行」では10.7万円、「趣味」では10.2万円、「デート」では0.9万円、「アンチエイジング」では2.5万円、「ネット通販」では10.7万円。
昨年の調査結果と比較すると、「旅行」に費やした金額では、2019年19.9万円→2020年10.7万円と、9.2万円の減少となっている。
2020年のシニアによる消費は、旅行で9.2万円減少する一方、孫消費で4.5万円増加するという状況。
「孫消費」とは、祖父母が子や孫のために使うお金。
今年の場合、食事や外出を共にするよりも、お小遣いやプレゼントがメインだったかもしれない。
現役世代の収入が厳しかった一方で、祖父母からの孫消費による恩恵を受けた子どもが存在したようだ。
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