お金の知識習得に必要なのは”パーソナライズされた情報を、対等な関係で学ぶことのできる場”

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2021年2月1日、SHEが、ミレニアル女性を対象とした「お金に関する意識調査」の結果を公表した。

SHEは、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を展開する企業。

調査期間は、2020年12月18日〜24日。20〜50代女性 (20代 65.8%, 30代 32.4%, 40代 1.4%, 50代 0.2%)を対象に、回答者数n=1,185について調べている。

調査結果は、SHE株式会社 調べ。

調査では、「お金に知識ついて不安なポイント」をたずねている。

その結果、もっとも多かったのは「自分の人生に適した資産形成ができているかわからないこと」(65.1%)

以下、「国や税金の制度についてよくわからない」(53.4%)、「老後の資産形成が十分かどうかわからない」(50.6%)、「そもそも何から始めればよいか分からない」(50.4%)などがつづいた。

調査では、「お金の知識習得に向けて望むこと」についても質問した。

その結果、「初心者でも分かりやすく学びやすい環境があれば」(69.7%)がもっとも多かった。

以下、「実際に活用できる学びを得られる環境があれば」(51.4%)、「中立的な立場でアドバイスをくれる相手がいたら」(46.0%)、「マンツーマンで教えてもらえる環境があれば」(35.6%)などがつづいた。

この結果について同社では、「ミレニアル女性はお金の知識について、個人にパーソナライズされた情報を、対等な関係で基礎から体系的に学ぶことのできる場を求めている」とまとめている。

生き方やお金に対する考え方が、多様化している時代。

ファイナンシャルプランニングについても、一般論ではなく、個々人にフィットしたプランを納得できる形で作って行ける場が必要なのかもしれない。

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