2021年3月31日、経済産業省のサイトで、「中小企業向けの『AI導入ガイドブック』と『外部AI人材との協働事例集』を取りまとめました」というページが公開された。
経済産業省では、中小企業でのAI導入促進に取り組んでいる。
背景にあるのは、大企業と比して低水準にある、中・小規模事業者の労働生産性だという。
これまでの取り組みとしては、2019年度には、中小企業のAI活用におけるニーズを調査。
優先的に導入を進めるべき業種・工程を明らかにした。
2020年度には、優先領域においてAI実装スキルを持つ人材の育成やコミュニティ形成。
中小企業と育成した人材とが協働して課題解決にあたるプロジェクトを実施してる。
その成果として今回公表したのが、「中小企業向けAI導入ガイドブック」だ。
中小企業におけるAI活用のニーズが高く、優先的に導入が必要だと考えられ2つの領域がテーマ。
実際に企業がAIを導入する過程を経ながら、ノウハウをまとめている。
そしてもうひとつが「中小企業と外部AI人材の協働事例集」。
中小企業6社と、社外のAI人材4~5人からなるチームが、それぞれオンラインで協働して課題を解決するプロジェクトを実施した結果を、まとめている。
大企業を始め、中小企業でも労働生産性を向上させる手段として、導入が進められているAI。
労働時間の短縮や、利益の増加につながるのであれば、個人の収入にも影響を与えるだろう。
また個人レベルでもAIを使いこなせるかどうかが、収入のレベルを左右する場面も出てきそうだ。
仕事のどんな部分にAIを適用できるのか、ノウハウを含め参考にしたい。
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