2021年12月13日、オリエントコーポレーションが、グリーンボンドの発行について発表した。
グリーンボンドとは、企業や地方公共団体等が、環境改善効果がある事業(グリーンプロジェクト)に限定して発行する債券。
調達した資金の使途は、再生可能エネルギー事業、省エネ建築物の建設・改修、環境汚染の防止・管理などとなる。
今回、同社が発行するグリーンボンドは、電気自動車向けローンのみを使途とするもの。
グリーンボンドの発行によって調達した資金を、電気自動車(EV)を購入する人向けの、自動車ローンとして貸し出す。
本グリーンボンドに対する第三者評価として、株式会社日本格付研究所(JCR)より、「JCRグリーンボンド評価」の最上位評価となる「Green1」の予備評価を取得している。
こうした第三者評価は、”グリーン”が名ばかりの金融商品もあるので、見分けるのに役立つ。
同社ではこれまでに、地球環境の保全と再生可能エネルギーの普及への取り組みとした、太陽光リフォームローンを使徒としたグリーンボンドを発行。
質の高い教育へアクセスする機会を創出するための、提携教育ローンを使途とするソーシャルボンドも発行している。
最近注目を集めているESG投資や、SDGs。
環境や社会、経済などの持続可能性を高めることを目指すものだ。
投資や融資など、お金の動きにも影響を与えている。
環境に良いこと、社会に良いことのために使うお金は、有利な条件で借りられる機会が増えることになりそうだ。
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