副業系サービスを9種に分類したカオスマップ。副業の”8割はリモート”の時代へ

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2022年2月2日、シューマツワーカーが、副業系サービスカオスマップの2022年版公開した。

シューマツワーカーは、副業したい人と企業をつなげる副業マッチングサービス「シューマツワーカー」を運営する企業。

カオスマップでは、225の副業系サービスを、リモート・現場型・単発・継続という軸で整理している。

同社によると、副業系サービスの数は5年間で約4.2倍、副業の8割はリモートでの形になっているという。

副業の9種の分類は次のとおり。

(1)総合型スキルマーケット型

クラウドソーシングやスポットコンサルのように、様々なスキル・知見を提供・購入し合うもの。

(2)特化型スキルマーケット型

何らかのスキルに特化したもの。「家事代行」「DIY」のように現場必須のものから、「翻訳」や「ライティング」というようにリモートでできるものまで、縦長の幅広いグループとなっている。

(3)ポイ活型

アンケートに答えたり、商品のレビューを書くなど、誰にでもはじめやすい副業。

(4)シェアリングエコノミー型

家・車・場所といった、所有しているものを貸し出すといった遊休資産の運用を副業収入につなげるグループ。

(5)ギグワーク・すきまバイト型

「現場型×単発」のグループで、Uber Eatsなどのフードデリバリーや、「旅×副業」といった移動を前提とした副業のグループ。

(6)企業で一定期間副業型

ビジネススキルを生かし、所属企業とは別の会社で、プロジェクト的に(あるいは継続的に)副業をする。マーケティングや営業、人事などの職域に特化したサービスや、女性特化、地方特化のサービスなど、多様な切り口のサービスが見られる。

(7)表現・発信型

ライバーやSNSなどが含まれり。フォロワーが多くなれば企業のPR案件をインフルエンサーとして宣伝することや、投げ銭や、有料コンテンツの販売という機能により、収益を得ることも可能な仕組みがある。

(8)EC関連

家の不用品やハンドメイド品の物販を売買するグループ。自らネットショップを構築するものと、プラットフォーム上に出品するもののサブジャンルがある。CtoCマーケットの隆盛に伴い、出品代行といった関連サービスも見られる。

(9)オンサイトで継続型

治験ボランティア、牛乳配達・新聞配達・販売・飲食の接客系等の仕事が含まれる。

副業は、収入を増やすための手段として注目されている。

企業に属さない形で収入を得ることができれば、リタイア後に働き続けることも可能だ。

年金の受け取りを繰り下げれば、年金額を増やすことができる。

リモートの形を含め、その数が増えつつある副業系サービス。

何らかの形で副業を持っておくと、役に立つことがあるかもしれない。

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