”ロボアドバイザー”の満足度ランキングと、利用実態に関する調査

金融資産運用設計

2022年5月2日、oricon ME(オリコン エムイー)が、2022年 オリコン顧客満足度(R)調査 『ロボアドバイザー』ランキング公開した。

調査期間は、2021年1月29日~2月3日、2021年12月15日~12月20日。現在ロボアドバイザーを利用し、かつ1年以上運用を行っている20歳~84歳の2,877名を対象に調べている。

調査企業数は9社。Wealth Wing/WealthNavi/ON COMPASS/ダイワファンドラップオンライン/THEO/FOLIO おまかせ投資/FOLIO ROBO PRO/LINEスマート投資 〈ワンコイン投資〉/楽ラップ

調査の結果は次のとおり。

・【WealthNavi(ウェルスナビ)】が2年連続の総合1位に

「運用設定のしやすさ」「運用実績の納得感」「情報提供の充実さ」の3項目でも1位に

とくに「運用設定のしやすさ」で高評価

・総合2位は楽天証券の【楽ラップ】「手数料の妥当性」など3項目で1位に

今回の調査では、『ロボアドバイザー』利用実態として、調査期間2021年12月15日~12月20日の回答者1,414名を対象に聴取を行っている。

結果は次のとおり。

・【運用開始時の初期投資額】(単一回答)では、「10~30万円未満」が30.0%と最も多かった。

・【毎月の自動積立額】(単一回答)では、「1~2万円未満」が33.1%で最も多かった。

・【資産運用の手段として『ロボアドバイザー』を選んだ理由】(複数回答)について聴取したところ、「資産配分の決定を、自動的にしてもらえるから」が71.2%で最多に。

・【自動的な運用の観点で『ロボアドバイザー』を選んだ理由】(複数回答)を聴取したところ、4割以上が「自分で資産運用するのは面倒だから」(46.3%)と回答。

調査では、ロボアドバイザー利用者全体の74.2%が自動積立を利用中と回答した。

資産形成の基本となるのは、投資信託などの積立だが、金融商品選びが面倒と感じる人が多いのかもしれない。

コストについて納得できるのであれば、いくつかの手間を省くことができ、これなら資産形成を始められるというケースもありそうだ。

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