40代以下で制度理解など「入り口」、60代では「出口戦略」にハードル。投資の日アンケート

金融資産運用設計

2022年10月4日、400Fが、「投資に関するアンケート調査」の結果を公表した。

400Fは、お金のオンライン相談サービス「お金の健康診断」を運営する企業。

調査期間は、2022年9月1日〜7日。お金の健康診断ユーザー424名が回答した。

以下の調査結果は、株式会社400F「お金の健康診断」調べ。

・90%以上が「投資は必要」と回答

・投資イメージは「怖い」「難しい」より、「資産形成に有効な手段」

・投資経験者のもっとも多い投資商品は、「NISA(つみたてNISAを含む)」。30代〜50代は利用率が高い

・NISA利用者の70%以上が、「開始にあたり自分で調べたり、周りのアドバイスが必要だった」、と回答

・NISAを利用する上で感じたハードル。40代以下の世代は”制度理解や口座開設”などの「入り口」に、60代以降は”商品売買のタイミング”など「出口」に

家計は、支出を収入より小さくすることで、貯蓄が可能となる。

貯蓄は、リスクは小さいが利回りが低い「預貯金」で貯めておくほか、リスクはあるが大きく増える可能性がある「投資」に回すことができる。

教育や住宅など確実性が必要な資金は貯蓄で、さらに余裕があれば投資を、といった資金の分類の仕方についての考え方がある。

教育費の準備に目途が付いてから、本格的な老後資金のための投資をスタートするというペース配分もあるだろう。

現在必要性が高いと言われているのが投資。主に証券会社を利用する。日本や世界の株式・債券などから構成される投資信託により、長期・分散・積立投資することで、効率的な資産形成が可能だ。

投資を促進する政策として用意されているのがNISA。つみたてNISAを利用すれば、利益に税金がかからない。

将来の出口戦略としては、債券中心の安全な資産に乗り換えたり、定率での取り崩しをしたりといったものがある。

インフレ、つまり物価上昇が当たり前となる時代、投資の必要性はさらに高まっていきそうだ。

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