ミレニアル世代と親世代で、ライフプランに違い。「住まいと暮らし」の価値観を調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

ミレニアル世代と親世代には、価値観の違いがあるようだ。

価値観は、ライフプランについての考え方にあらわれる。住居についての考え方、どう暮らすかについての考え方。収入・支出・貯蓄など、資金計画にも影響を与えそうだ。

ライフプランについて、離れた世代で相談・話し合いなどをする場合、互いの考え方について知っておく必要があるだろう。二つの世代について、意識調査が行われている。

ミレニアル世代と親世代、「住まいと暮らし」の価値観を調査

2019年2月19日、ジャパンネット銀行が、「住まいと暮らし」に関する意識・実態調査の結果を公表した。

調査期間は、2019年1月24日~28日。ミレニアル世代(18~25歳)について有職者男女300名を、親世代(18~25歳の子どもを持つ40~59歳)について有職者男女300名を対象に調べている。

画像はプレスリリースより引用

調査では、「住まい」に対する意識を調べている。

レニアル世代は「飲食店の多さ」や「都市部であること」、親世代は「自然災害に対しての安全性」を重視するのがわかった。

画像はプレスリリースより引用

「暮らし方」に対する意識についてはどうか。

パートナーと暮らしはじめるタイミングについて聞いている。

ミレニアル世代は「結婚前」、親世代は「結婚後」という回答が多い。

「パートナー自体や、パートナーとの同居を望まない」ミレニアル世代も約3割存在した。

画像はプレスリリースより引用

ミレニアル世代の「新しい住まい方・暮らし方」としては、いくつかの新しい言葉が紹介されている。

・「アドレスホッピング」:固定の家に住まうことなく様々な場所に住む暮らし方

・「サードプレイス」:自宅や職場ではない、心地のよい第3の居場所を持つこと(カフェ・居酒屋・公園など)

・「ソーシャルアパートメント」:キッチンやリビングなどを共用部分として利用し、各個室をそれぞれのプライベート空間として利用する住まい

・「デュアルライフ」:2つの地域に拠点をもった生活(都市と田舎、国内と海外など)

・「コーポラティブハウス」:住宅を取得したい人が集まって組合を結成する仕組みにより、集合住宅でありながら自由設計が可能なマンション

ライフプランについて考える際、世代的な考え方の違いが、問題にならないようにしておきたい。

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