住宅を中心とした、ライフプランを考える。デュアルライフに関する意識・実態調査

不動産運用設計

デュアルライフ(2拠点生活)とは何だろうか。

住む場所を2か所持つことで、どのようなことが起こるのか。どんな人が実施しているのか。どんな土地が、どんな目的で選ばれているのか。使っていないときはどうするのか。

住宅を中心とした、ライフプランを考えるうえで参考になるかもしれない。

実施状況について、調査が行われている。

デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態調査

2019年2月20日、リクルート住まいカンパニーが、「デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態調査」の結果を公開した。

調査期間は2018年年11月6日13日。「デュアルライフを実施している/デュアルライフを実施していないが、実施意向がある」などの条件を満たす、20-69歳の男女を対象に調べている。有効回答数は、1,039サンプルだ。

本調査では「デュアルライフ実施者」を、”自身の意思で目的をもって継続的にデュアルライフ(2拠点生活)を実施している者(不労所得生活者を除く)”と定義している。

デュアルライフ実施率は、全国で1.3%。デュアルライフ意向率は、全国で14.0%だった。

デュアルライフ実施者の属性をみると、20~30代で5割を超える。家族構成では<既婚子あり>が4割と一番高い。世帯年収・年収800万未満が5割を超える。

デュアルライフ実施の理由として最も多いのは「別荘として活用するため」で、約3割。次いで「趣味を満喫するため」「自然を感じられる環境で過ごすため」が続く。

2拠点目の住居形態は持ち家が6割強、賃貸が3割台半ば。

本人不在時の2拠点目の運用状況としては、何かしらの運用をしている人が46.1%。運用しているケースとして、「共同で使用している」「友人等に貸し出している」「地域住民等に貸し出している」「賃貸物件・レンタルスペースとして貸し出している」「宿泊施設として運営している」がいずれも2~3割となっている。

実際の2拠点生活が、どのように行われているか、イメージできそうだ。

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2拠点となる家を検討するときに、役立つかもしれない。

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