住宅ローンにおける団体信用生命保険のメリットを”金利換算”して表示

不動産運用設計

2021年3月23日、MFSが、各住宅ローンに付帯する「団体信用生命保険」のメリットを金利に換算して表示する取り組みについて発表した。

MFSは、オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を運営する企業。

住宅ローンランキングの結果画面において、「団体信用生命保険」のメリットを金利に換算して表示する。

これにより、ユーザーはローン金利から団信のメリットを控除した実質的な金利で、ローンを比較可能となる。

住宅ローン利用者は、死亡や高度障害時に住宅ローン返済が免除される団信に加入する。

ただ、団信は無料で利用できるものと、金利を上乗せしないと利用できないものが存在する。

このため、住宅ローンと利用できる団信の組み合わせを総合的に数字で比較し、最適なローンを選ぶことは難しかった。

今回、同社では各団信をその構成要素に分解して、それぞれ金利に換算したメリットを計算。

その合計を団信のメリットとして表示した。

最近は死亡や高度障害以外に、ガンや各種疾病を保障する様々な団信が開発されている。

団体信用生命保険に加入するメリットと、住宅金利に上乗せされる金利の関係というのは、客観的な比較が難しい部分だった。

数値化して客観的な比較が可能になれば、住宅ローンを選ぶ際のもやもやがスッキリしそうだ。

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