リタイア後の住宅はどうするか。「65歳以上が賃貸住宅を借りにくい問題」に関する調査

不動産運用設計

2021年6月22日、R65が、「65歳以上が賃貸住宅を借りにくい問題」に関する調査の結果を公表した。

R65は、65歳からの部屋探しを専門で支援する企業。

調査期間は、2020年5月6日〜14日。全国の65歳を超えて賃貸住宅の部屋探し経験があるひと444名、全国の20〜30代444名について調べている。

調査の結果、65歳以上の「4人に1人」が賃貸住宅への入居を断られた経験あることが分かった。

また6割の20〜30代が、この問題を”知らない”と答えた。

同社によると、65歳以上が入居可能な賃貸物件の割合は、全体の約5%しかないという。

調査からは、65歳以上になると賃貸住宅を借りにくくなるという問題があり、20代・30代ではそうした問題に気づきにくい状況にあるということが分かった。

賃貸が難しいということであれば、リタイア後の住居について、持ち家の購入・子供世帯との同居・賃貸可能な物件の確認など、計画的な準備が必要なのかもしれない。

リタイア後まで考えたライフプランでは、考慮しておきたい問題といえそうだ。

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