2019年4月16日、国土交通省が、「平成30年度住宅市場動向調査の結果」を公開した。
調査対象は、平成29年度中(平成29年4月~平成30年3月)に住み替え・建て替え・リフォームを行った世帯。
注文住宅、分譲住宅、既存(中古)住宅、民間賃貸住宅、リフォーム住宅の別に調査を行っている。
画像は国土交通省HPより引用
結果、現在居住している住宅を選択した理由(複数回答)のうち、「住宅の立地環境が良かったから」を選択した世帯の割合は、分譲マンションで最も多く72.3%となった。
また、「住宅の立地環境が良かったから」は、過去4年間継続的に増加している。
画像は国土交通省HPより引用
購入価格については、注文住宅を除き、増加傾向。
26年度調査比で見ると、中古マンションの購入価格は、31.7%増(年収の3.32倍→3.94倍)、分譲マンションの購入価格は、25.9%増(年収の5.24倍→5.45倍)となっている。
中古マンションの購入価格は、年収の3.94倍
調査結果をみると、中古マンションの購入価格は、年収の3.94倍となっている。分譲マンションでは、5.45倍だ。
どんな価格帯で住宅を購入するか、参考になりそうだ。
住宅ローンを利用する際は、返済負担率の面からも考える。
年収に占めるローン返済額の割合のことだ。これは、25%が目途と言われている。
頭金を貯蓄しておけば、ローンの金利負担を減らすことも可能だ。