アプリで年金管理と節税シミュレーション。カブコムのiDeCo提供開始

金融資産運用設計

2019年4月22日、KDDIアセットマネジメントが、「カブコムのiDeCo」の提供開始を発表した。

「カブコムのiDeCo」は、カブドットコム証券向けの、個人型確定拠出年金専用プラン。

KDDIアセットマネジメントが確定拠出年金運営管理機関、カブドットコム証券が受付金融機関となる。

専用のスマートフォンアプリでは、申し込みから運用状況の確認・運用商品の見直しまで、年金管理に必要な機能をワンストップで利用可能。

アプリ上で節税金額を試算するシミュレーションが確認できるほか、毎月の掛金拠出額の状況や運用実績を日々確認できる。

運営管理手数料は永年0円だ。

ただし、国民年金基金連合会や信託銀行の手数料が別途発生する。また、iDeCoの加入時、加入後においては、加入・移管時の初期手数料や、給付・還付等の際に手数料が発生するので、確認が必要となる。

節税しながら、老後資金の準備

「iDeCo」(個人型確定拠出年金)は、私的年金制度。公的な国民年金や厚生年金のほかに、自分で老後の資金を準備する。

毎月決まった掛金を投資信託や定期預金などで積み立て、原則60歳以降に年金または一時金で受け取る制度だ。

積立期間中には、掛金全額が所得控除になる。運用期間中の運用収益(利息・売買益)も非課税。受取時も、一定額まで非課税となる。

シミュレーションで節税効果を見ながらつづければ、どれだけ得をしたか確認できるだろう。

また、投資信託の選択など自分で決定する部分が多いので、投資について学んでおく必要がありそうだ。



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