2022年9月16日、マネーフォワードが、『みちのく銀行 デジタル通帳』への分析基盤の搭載開始を発表した。
『みちのく銀行 デジタル通帳』は、みちのく銀行のユーザー向け『通帳アプリ』。
そこへ搭載するのが、マネーフォワードの分析基盤「X-Insight Marketing(XIM)」だ。
これにより、みちのく銀行は『みちのく銀行 デジタル通帳』を使用するユーザーひとりひとりに、最適な金融アクションを提案することが可能となる。
XIMを活用し、『通帳アプリ』上で行った金融商品の提案におけるCTRの実績は平均52.58%。
一般的な金融商品の広告と比較して、高い効果が出ているという。
CTRとは、Click Through Rate、広告のクリック数を表示回数で割った値のことだ。
金融機関が保有するデータには、ユーザーの属性や資産状況、入出金履歴などがある。
これを活用して、住宅ローンや投資信託、保険などの各種金融商品を、ユーザーに合わせた最適な内容・タイミングで提案することは一定の需要があると考えられる。
通帳アプリで取得したデータから、ユーザーに最適な提案を行い、行動を促すことができるのだ。
投資や保険、ローンなど、金融商品を積極的に探すのが苦手というタイプも多いだろう。
普段使う銀行での行動から、適切な商品のレコメンドを受けられれば、適切なアクションを取るきっかけとなるかもしれない。
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