「俺の投資力診断」でシャープレシオやTOPIXとの比較。次の投資へ向けた反省や改善につながるパフォーマンス評価

金融資産運用設計

自分の投資は、うまくいっているのか。

まず生活資金、予備資金、使い道が決まっている資金などが十分にあることを確認する。そうすれば、ある程度リスクのある投資に資金を向けることができる。

個別株式や、リスクが高めの投資信託、REIT、外国株式などが対象になるだろう。

投資を実行した後、成果を評価するにはどうすればいいのか。何%の利益が出たか、損失が出たか。それだけでは、次の投資へ向けた反省や改善につながらないかもしれない。

そこで、個人投資家がパフォーマンスを測定するためのツールが導入されている。

「俺の投資力診断」

画像はプレスリリースより引用

2019年1月31日、マネックス証券株式会社が、「俺の投資力診断」の提供開始を発表した。

「俺の投資力診断」では、保有する口座の国内株式・ETF・J-REITなどを対象に指標を算出する。

算出する指標は、収益率/収益額、標準偏差、シャープレシオ、勝率、最大ドローダウン、ペイオフレシオ、日次ブレ幅だ。

シャープレシオは、投資のリスク(価格変動)の大きさに比べて、どれだけリターン(収益率)を得られるか、運用効率の高さを示す指標。

ペイオフレシオは、勝ちトレードの平均利益額が、負けトレードの平均損失額の何倍かを表す指標だ。

さらに、収益と標準偏差については、マネックス証券口座での株式保有者やTOPIXと比較することができる。

これにより、自分の投資行動がマーケット上でどの位置にあるのかを相対的に視覚とデータで確認可能だ。

今後の投資行動を見直すきっかけとなるだろう。

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