バイナリーオプション取引に関する注意喚起の情報

金融資産運用設計

2020年2月28日、金融庁が、「バイナリーオプション取引にあたってご注意ください!」というページを公開した。

バイナリーオプションは、為替相場や株価指数などを対象に、あらかじめ決められた時点、期間の騰落を予測し、ある値よりも高いか低いか、一定の範囲に収まっているかなど、二者択一で選ぶ取引。

バイナリーオプションを購入する際にオプション料を支払い、一定時間後、その時点のレートがあらかじめ決めた条件を満たすかどうか判定される。

予測が当たると、一定の金額の払戻し(ペイアウト)を受け取り、払戻額とオプション料の差額が利益となる。

予測が外れるとペイアウトがなく、支払ったオプション料が損失となる。

仕組みは簡単だが、合理的な投資判断を行うためには、オプション取引に関する専門知識や高度なリスク管理が必要だという。

注意点として次の3つを挙げている。

・友人やSNSを通じて「儲かる」と勧誘され、バイナリーオプション取引の分析ツールが入ったUSBなど高額な情報商材を購入し、勧められた海外無登録業者と取引したところ、多額の損失が発生したなどの相談が増加している。

・「絶対勝てる」「確実に儲かる」「すぐ簡単に稼げる」などの勧誘をうのみにしない。

・金融商品取引法の登録を受けずに金融商品取引業を行うことは違法である。無登録業者との取引に注意。

お金で失敗しないためには、注意情報のチェックも必要だ。

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