2020年6月10日、ビットフューリーグループが、日本初となるビットコイン・マイニングファンドの組成を発表した。
ビットフューリーグループは、人工知能、ブロックチェーン技術、デジタル通貨のソリューションをビジネス領域とするテックスタートアップ企業。
マイニングとは、暗号資産の取引承認に必要となる計算作業に協力し、その成功報酬として新規に発行された仮想通貨を得ることだ。
ビットコインなどの暗号資産の取引にはブロックチェーンが使われている。
取引のたびにブロックチェーンの取引台帳を更新するが、これには膨大な計算が必要だ。
そこで「マイナー」と呼ばれるプレイヤーが、コンピューターでその計算処理を実行し、1番最初に更新に成功したマイナーに報酬が支払われる。
ファンドの参加者は、カザフスタン共和国においてビットフューリーが運営している中で最上位のマイニングファームに投資するという。
このファンドは、金融商品取引業者の日本エンジェルズ・インベストメントを通じて募集される。
個人投資家や機関投資家は、分散投資の一環として、デジタル通貨インフラストラクチャーを投資ポートフォリオに加えることが可能となる。
暗号資産においては、その”値動き”に投資するだけでなく、”マイニング”をおこなうインフラに投資することもできるようだ。
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