2020年4月10日、GMOフィナンシャルホールディングスが、2019年における仮想通貨の価格変動率を発表した。
仮想通貨交換業を営むGMOコインは、GMOフィナンシャルホールディングスの連結会社。
2019年の仮想通貨市場を振り返り、GMOコインで取り扱いのある銘柄における月別の価格変動率を調べた。
変動率は、指定期間(月別)の「高値」と「安値」の差分を「中値」で割って算出した、価格の変動幅を表した数値。
「変動率(%)=((高値 – 安値)/ 中値)× 100」で計算している。
これによると、2019年上半期(1月〜6月)における価格の変動率は、5月にイーサリアム(ETH)が記録した83%が最大となった。
また、2019年下半期(7月〜12月)における価格の変動率は、8月にライトコイン(LTC)が記録した53%が最大となっている。
為替市場や株式市場で、価格変動率が大きいことをボラティリティが高いなどという。
損失のリスクが大きいとも言えるし、利益を出す機会とも言える。
市場の価格変動率を知ることは、仮想通貨(暗号資産)に投資するかどうか、判断の材料になるだろう。
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