ロボアドバイザーが、2024年から新しいNISA制度に対応予定

金融資産運用設計

2023年1月19日、ウェルスナビが、「WealthNavi(ウェルスナビ)」の新しいNISA制度への対応予定について発表した。

「WealthNavi(ウェルスナビ)」は、同社が提供するロボアドバイザー。

現在提供している「おまかせNISA」が、2024年1月から、現行の一般NISAに加えてつみたてNISAにも対応することで、2024年からの新しいNISA制度に対応する予定だという。

現在提供している「おまかせNISA」は、一般NISAのみに対応。

2024年以降は、つみたて投資枠を含む、NISAの非課税枠全体を利用できるようになる。

ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の主な特長は次のとおり。

・「長期・積立・分散」の資産運用を自動化。厳選したETF(上場投資信託)を通じて、世界約50カ国1万2,000銘柄に分散投資する。資産配分の決定から発注、積立、リバランス、税金最適化までが自動。

・スマホやパソコンから5つの質問に答えるだけで一人ひとりに合った運用プランを提案。

・NISA(少額投資非課税制度)の非課税メリットを活用しながら資産運用が行える「おまかせNISA」、資産運用の目標達成をサポートする「ライフプラン」などの機能が利用可能。

・手数料は預かり資産の1%(税込1.1%)。

NISA制度が新しくなる予定となっている。

ロボアドバイザーの対応も始まったようだ。

今回の発表では、つみたてNISAへの対応が注目される。

投資信託を自分で積み立てるのであれば、信託報酬が安い物を選べばコストが安くなる。

ロボアドバイザーでは、コストがやや高くなるかもしれないが、保有資産全体についてのリバランスや税金最適化などの機能が利用できる。

非課税枠を使った、投資信託の「長期・積立・分散」は、個人の資産形成の主な手段となると思われる。

ロボアドバイザーについては、コストと利用したい機能、資産の大きさや構成などによって、利用すべきか決めることになるだろう。

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