金融庁が公開する初心者向けの投資教材「つみたてNISA早わかりガイドブック」

金融資産運用設計

2021年3月15日、金融庁が、「つみたてNISA早わかりガイドブック」の改訂版を公開した。

「つみたてNISA早わかりガイドブック」は、初心者向けの投資教材。

令和2年度税制改正を踏まえ、同ガイドブックを改訂した。

つみたてNISAは、年間40万円まで投資信託が購入可能。

投資してから20年間、投資信託の運用益は非課税となる。

つみたてNISAで購入できる投資信託は、限られた銘柄となる。

長期・積立・分散投資に適した投資信託。

販売手数料0円・信託報酬が低い・頻繁に分配金が支払われない、という条件を満たすものだ。

「つみたてNISA早わかりガイドブック」では、長期・積立・分散投資の効果を、実例で挙げている。

2001年~2020年に毎月1万円積み立てると、投資総額は240万円。

これが投資信託の「日本株式(日経平均)」で20年積み立てると503万円、「全世界株式(MSCI ACWIグロス)」を購入しつづけた場合には624万円になっていたという。

「つみたてNISA早わかりガイドブック」では、長期・積立・分散投資が有利な点について、その仕組みがやさしく解説されている。

証券会社によるが、毎月1,000円などからでも「つみたてNISA」を始めることが可能だ。

少額ずつ積み立てるため、スタート時の価格水準が高いと感じても、影響は大きくないだろう。

20年という長期投資なので、思い立ったら早めに始めてみたい。

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