男子の親は理系志向、母親は安定志向。親の子供に対する就職期待

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2019年6月20日、アイデムが、「親の子供に対する就職期待とキャリア教育に関する調査」の結果を公開した。

調査期間は、2019年5月14日~17日。小学校1年生から中学校3年生の子供を持つ男女を対象に調べた。有効回答数は、3,600名。

調査では、子供の将来の進路選択や働き方に対して、どのように考えているかを聞いている。

具体的には、「専攻」「学歴」「職業選択」「職業」「社会的地位」「会社の知名度」「勤務地」「ワーク・ライフ・バランス」の8項目。

それぞれ項目内で、AとBのどちらの考えに近いのかを4尺度で聞いた。

「Aに近い」、「どちらかと言えばAに近い」の合計がもっとも多かったのは、「職業選択は、子ども自身で自由に決めてほしい」だった。

以下、「理系に進んでほしい」、「高学歴の方が良い」、「親元の近くで働いてほしい」で多かった。

一方、「Aに近い」、「どちらかと言えばAに近い」の合計がもっとも少なかったのは、「仕事を優先する働き方をしてほしい」。

以下、「知名度のある会社で働いてほしい」、「不安定でもやりたい仕事についてほしい」、「社会的地位の高い仕事についてほしい」で少なかった。

大学の学費

調査では、理系への進学を希望する親が多かった。また職場についてではあるが、親元の近くで働いてほしいという声も多い。

大学の学費については、まず国公立か私立かで違ってくる。さらに文系と理系、自宅から通うか一人暮らしをするかという違いもある。

初年度には、入学金を支払う。そのほかに通常の、授業料や施設費、教科書代などが学費として必要だ。

高等教育という分類で行けば、大学以外にも、短大・高専・専門学校も選択肢に入るだろう。

さまざまなケースを想定して費用を予測し、貯蓄や奨学金の利用など、資金計画を立てて準備したい。



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