働く女性の約4割が「保有資産なし」。女性の定年後に関する意識調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2019年6月28日、ファイナンシャルアカデミーが、「女性の定年後」に関する意識調査の結果を公開した。

調査実施日は、2019年5月27日。全国の女性300名から回答を得た。 年齢構成は、20代 25%、30代 30.3%、40代 31.0%、50代 13.7%となっている。

調査では、「現在の保有資産」について聞いている。

結果、「貯金」が最も多く全体の約4割をしめた。次いで「(資産を)持っていない」という人も約4割近く存在していることが分かっている。

その他の金融資産などを保有している人は、いずれも約1割かそれ以下だった。

画像はプレスリリースより引用

また、「定年後の収入源」についてもたずねている。

その結果、「本業による収入」「公的年金」がトップ2となった。

「準備できていない」と回答した人は約3割。副業という収入源を持っている人は1割となっている。

「老後に必要なお金」とは何か

老後に必要なお金は、自分で試算することができる。

また、そこから不足分を推測できるので、貯蓄の目標となるだろう。

まずは、毎月の生活費がある。これを、90歳程度までかかると想定する。そのほかに、リフォームや介護、旅行などのイベント費用も見込む。

これが老後に必要なお金だ。

老後の収入としては、公的年金がある。90歳程度までに総額いくら受け取れるか、試算する。これに、現在まで準備できている老後資金を加え、老後に必要なお金と比較する。

不足する分があればそれを目標に、iDeCoやNISAなど非課税の優遇がある制度を利用して、積立をスタートするのがよさそうだ。

 



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