2020年12月7日、学情が、就職活動に関するインターネットアンケートの結果を公表した。
調査期間は、2020年11月16日~29日。「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者を対象に調べ、303名の有効回答を集めている。
調査の中で、コロナ禍で「安定している」と思う企業の特徴についてたずねた。
その結果、「テレワークなどで柔軟な働き方が可能」が32.6%で最多となった。
次いで「複数の事業を展開」16.5%、「社員をリストラしない」15.5%、「業績が伸びている」11.3%とつづく。
通常の傾向である、「大手企業である」との回答は4.1%にとどまっている。
理由としては次のような意見が挙げられている。
・「柔軟な働き方ができると、外出自粛などの緊急時でも事業を継続できる」
・「複数の事業を展開していたら、一部の事業がコロナの影響を受けても、他の事業でカバーするなどリスクヘッジになると思う」
・「内定取り消しやリストラをしない企業は安心して働ける」
就職活動における会社選びでは、現在のような危機的状況下で、リスクへの対応の仕方に注目が集まっているようだ。
企業を評価する際の、一つの視点と言えるだろう。
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