FPは、相談者のキャッシュフロー表(CF表)を作成することがある。年間収支と貯蓄残高を、平均寿命の90歳あたりまでシミュレーションしたグラフを見たことがあるかもしれない。
CF表で収入が不足する期間がある場合、収入を増やすか、支出を減らすかという選択を迫られる。
収入を増やす方法として、家族がパートやアルバイト、派遣などを始めるという提案があり得る。
ここでは、2018年10月主婦求人の平均時給について確認したい。
2018年10月主婦求人の平均時給
画像はプレスリリースより引用
主婦に特化した求人サイト「しゅふJOBパート」は、掲載された求人情報の時給データを集計し、『平均時給』を算出している。
パート・アルバイトでは、全国・全職種平均時給が1,045円。前月比-9円となっている。前年同月比は+14円だ。
派遣では、全国・全職種平均時給は1,308円。前月比-117円、前年同月比-4円という結果になっている。
毎月のグラフを見ると、横ばいが続いている。長期で見ると、パート・アルバイトの時給が上昇傾向だという。
相談者の業種が決まっていれば、より細かいデータが使える。
オフィスワーク、フード・飲食、小売り・販売、営業、保育、理美容、医療介護など求人のカテゴリーは幅広い。
パートやアルバイト、派遣などを始めた場合の収入を予測
予想に基づくCF表の作成には、データが必要となる。
平均時給データに基づいて、どれだけキャッシュフローが改善するかをグラフで確認すれば、行動へのモチベーションになるかもしれない。