2019年7月25日、ジェイアイ傷害火災保険が、2018年度の海外旅行保険契約者の事故発生状況を公開した。
事故データを開示することで海外旅行保険の認知を高めることを目的に、1996年からスタートし、今年で24回目となっている。
データによると、2018年度の事故発生率は、3.70%(27人に1人)だったという。
画像はプレスリリースより引用
補償項目別事故状況をみると、ケガや病気の治療費用や医療搬送費用を補償する「治療・救援費用」が約半数を占めている。
手荷物の盗難・破損を補償する「携行品損害」、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」がつづく。
画像はプレスリリースより引用
「治療・救援費用」の保険金支払いが300万円以上の高額医療費用事故は世界各地で発生してるという。
治療・救援費用の保険金支払最高額は、3,052万円だった。
いくつかの例が掲載されている。
海外旅行保険加入の必要性とは何か?
データを見ると、海外では高額の医療費がかかることがあるのがわかる。
医療通訳費や帰国のための医療搬送費などで、高額になることがあるという。
海外旅行保険は、クレジットカードなどに付帯されていることがある。加入している保険の限度額などを確認しておく必要があるだろう。
保障される金額が低いときは、別に加入しなければならない。無制限のものが安心かもしれない。
行く場所や身体の状態によって、リスクも変化しそうだ。