2018年度 海外旅行保険事故データ(2018年4月~2019年3月)

リスクと保険

2019年7月25日、ジェイアイ傷害火災保険が、2018年度の海外旅行保険契約者の事故発生状況を公開した。

事故データを開示することで海外旅行保険の認知を高めることを目的に、1996年からスタートし、今年で24回目となっている。

データによると、2018年度の事故発生率は、3.70%(27人に1人)だったという。

画像はプレスリリースより引用

補償項目別事故状況をみると、ケガや病気の治療費用や医療搬送費用を補償する「治療・救援費用」が約半数を占めている。

手荷物の盗難・破損を補償する「携行品損害」、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」がつづく。

画像はプレスリリースより引用

「治療・救援費用」の保険金支払いが300万円以上の高額医療費用事故は世界各地で発生してるという。

治療・救援費用の保険金支払最高額は、3,052万円だった。

いくつかの例が掲載されている。

海外旅行保険加入の必要性とは何か?

データを見ると、海外では高額の医療費がかかることがあるのがわかる。

医療通訳費や帰国のための医療搬送費などで、高額になることがあるという。

海外旅行保険は、クレジットカードなどに付帯されていることがある。加入している保険の限度額などを確認しておく必要があるだろう。

保障される金額が低いときは、別に加入しなければならない。無制限のものが安心かもしれない。

行く場所や身体の状態によって、リスクも変化しそうだ。



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