ガマン型・スッキリ型節約とは。消費税増税による家計の見直しに関する調査2019

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2019年12月23日、ライフネット生命保険が、「消費税増税による家計の見直し・節約に関する調査2019」を公開した。

調査期間は、2019年10月16日~17日。全国の20歳~59歳の男女を対象に、1,000名の有効回答を集計している。

調査では、消費税増税後に家計の見直し・節約を行った人(197名)に、消費税増税後に見直し・節約したものを聞きいた。

その結果、「食費」(49.2%)がもっとも高かった。

次いで「外食・飲み会費」(47.7%)、「衣類・雑貨費」(36.5%)、「娯楽費」(31.0%)、「水道光熱費」(20.3%)となっている。

一度見直せば効果が持続する“スッキリ型節約”より、日々の生活での出費を抑える“ガマン型節約”が上位となった。

“スッキリ型節約”には、通信費(PC・携帯)、保険、車・バイクの維持費、住宅費(ローン・家賃)が含まれる。

また調査では、全回答者(1,000名)に、今後、家計の見直し・節約として行いたいものにつても尋ねている。

その結果、「格安スマホへの乗り換え」(11.1%)がもっとも高かった。

次いで「ふるさと納税の利用」(10.5%)、「電力会社の乗り換え」(7.7%)、「保険の乗り換え」(7.5%)、「フリマアプリの利用」(7.0%)となっている。

税制面で優遇されるNISA(少額投資非課税制度)、iDeCo(個人型確定拠出年金)の利用がランクインしている。

ほかにも住宅ローンの借り換えや、カーシェアリングの利用などが並んだ。

日々の生活での出費を抑える“ガマン型節約”は心理的に負担がかかる。手間はかかるが、一度見直せば効果が持続する“スッキリ型節約”の可能性をひと通りチェックしておきたい。

★そのほかのニュースは@igawasin5でチェック。

過去の関連記事

家計の貯蓄を増やすにはどうするか。「極限までこだわる節約術」放送

節約したい費用トップは「外食」。子育て層 消費税増税直前調査

タイトルとURLをコピーしました