加入経路は、販売員・FP・インターネット・保険ショップなど多様化。『医療保険の加入』に関するインターネット調査

リスクと保険

周りの人は、医療保険をどう考えているのか。

健康保険に加入していれば、医療費の自己負担は3割だ。高額療養制度による、負担の上限もある。ある程度は、貯蓄による準備が可能だ。

入院時の食事代、差額ベッド代は自己負担となる。自営やフリーランスなど、傷病手当が無い場合は、医療保険でカバーすることを考える必要があるかもしれない。

医療保険の加入状況に関する、アンケート調査が行われている。

『医療保険の加入』に関するインターネット調査

2019年1月17日、マイボイスコム株式会社が、『医療保険の加入』に関するインターネット調査の結果を公表した。

本調査は、今回で12回目。2018年12月1日~5日にインターネット上で実施。10,387件の回答を集めている。

画像はプレスリリースより引用

調査では、医療保険への加入状況を調べている。

医療保険加入者は全体の7割。「医療保険として単独で加入している」が36.7%、「生命保険の特約としての医療保障に加入している」は22.0%だ。

主な加入医療保険会社も、挙げている。

主に加入している医療保険会社は、「アフラック」「県民共済(都民共済・府民共済・道民共済含む)」が1割強。「日本生命」「かんぽ生命」「第一生命」などが各6~7%だという。

医療保険加入時の、申し込み経路はさまざまだ。

「知り合いや紹介を受けた営業職員、販売員を通じて」「自宅や勤務先に訪問してくる営業職員、販売員を通じて」などが各2割。

オリックス生命主加入者では「ファイナンシャルプランナーなどの専門家を通じて」が多い。

アクサダイレクト生命主加入者、チューリッヒ生命主加入者などでは「インターネットで申込み手続き(すべてインターネット)」。メディケア生命主加入者では「保険ショップ(駅前やショッピングセンター等で営業している店舗)」が多いという特徴があるようだ。

画像はプレスリリースより引用

商品選定の決め手は、「月々の保険料が安い」(58.2%)がトップだ。

ほかに、「病気での入院給付金日額が十分である」「十分な額の手術給付金がある」「日帰り入院も保障してくれる」などが各2割強。

医療保険加入時のインターネット利用が、増えている。

「情報収集から相談、商品決定、申込みまで、すべてインターネットを利用したい」は全体の25.3%。

「情報はネットで集めたいが、最終的には販売員などに相談して決めたい」は、全体の29.4%。

「インターネットは利用せず、最初から販売員などに相談して決めたい」は全体の11.8%、という結果になっている。

加入経路は、販売員・FP・インターネット・保険ショップなど多様化

調査からは、約7割が医療保険に加入しているのがわかる。

商品を選ぶポイントは、「月々の保険料が安い」が圧倒的に多い。「病気での入院給付金日額が十分である」が続く。支払える範囲内で、保障を最大化する選択をしているのかもしれない。

加入経路は、販売員・FP・インターネット・保険ショップなど多様化しているようだ。

利用しやすい方法で、家計やライフプランにフィットする医療保険を探すことになるだろう。

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