年金額の計算は、難しい。
家族構成による違い、遺族年金の金額、繰り下げ需給や在職老齢調整。こういった項目で、頭を悩ませるケースが多いようだ。
相談を受けた際は、どう対応するか。素早い対応を実現できそうな、Webサービスが登場した。
クラウド型年金計算「年金分析2.0」
画像はプレスリリースより引用
2019年2月28日、FP-UNIVが、「年金分析2.0」提供開始について発表を行った。
FP-UNIVは、クラウド型ライフプランシミュレーションソフト開発を手掛ける企業。
「年金分析2.0」では、ライフプランシミュレーションソフト「FP-UNIV」の、年金試算機能を強化している。
ねんきん定期便と将来の働き方を設定すると、受給見込み額を計算できる。
「FP-UNIV」は、無料のフリープランから利用可能。「年金分析2.0」は、月額5000円の有料プランへの加入が必要だ。
画像はプレスリリースより引用
子供の有無や夫婦の年齢差によっても年金額は変わる。FP-UNIVでは、家族情報を入力する事で家族構成に合わせた実際の支給額が算出する。
本人死亡時の遺族年金額も、自身で確認可能。
厚生年金を70歳まで繰り下げると受給額が42%増えると言われているが、実際は繰下げ待機中の収入に応じて減額されることがある。
FP-UNIVでは、在職老齢調整と繰下げ受給のリスクを確認できるという。
年金についての相談が多い分野を、カバーしているようだ。
定年後のお金への備え方を、最短2カ月で学べるサービスも
ファイナンシャルアカデミーの「定年後設計スクール体験学習会」
ファイナンシャルアカデミーの「定年後設計スクール体験学習会」では、定年後のお金への備え方を最短2カ月で学べる。
参加者(受講生)の年代は、主に50代。
家計、年金、住まい、仕事、資産運用、医療・介護、相続・終活といった項目についての知識を準備する。
年金の受け取り方など、有利な方法を発見できるかもしれない。