「関係人口」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
総務省「『関係人口』ポータルサイト」では、「移住した定住人口でもなく、観光に来た交流人口でもない地域や地域の人々と多様に関わる人々のこと」としている。
たとえば、都市と地方を行き来しながら仕事をするのも、関係人口と呼ばれるケースになるようだ。都市部の人材を地方で活かすことは、地方創生の面でも有効だと考えられる。
都市部の人材と、地方の中小企業をマッチングすることで、関係人口を作り出すサービスが登場している。
JOB HUB TRAVEL
画像はプレスリリースより引用
2019年3月19日、パソナJOB HUBが、『JOB HUB TRAVEL』の開始を発表した。
JOB HUB TRAVELは、都市部の人材と、地方の中小企業をマッチングする。フリーランス支援や複業支援、関係人口創出が目的だ。
都市部の人材、および地域外の人材と繋がる機会を増やしたい地方自治体を募集する。
利用方法は次のとおり。
①都市部の人材が『JOB HUB TRAVEL』上で地方の中小企業の事業概要や業務を検索
②企業理念や、事業に共感した地方の中小企業の業務にエントリ―
③面談の上、双方合意のもと『JOB HUB TRAVEL』上で業務委託契約締結
④契約締結後は、Web上での業務だけでなく、現地に赴き、事業者とコミュニケーションを取りながら課題解決に向けた業務に従事
都市と地方を行き来しながら働き、地方にとっての”関係人口”となるライフスタイル。人生の選択肢の一つとなるかもしれない。