2019年自動車保険事故対応満足度調査。ドラレコ特約とは

リスクと保険

2019年7月10日、J.D. パワー ジャパンが、2019年自動車保険事故対応満足度調査SMの結果を発表した。

これは、年に一回、自動車保険(任意保険)の契約者を対象に実施しているもの。

過去2年以内における、契約先保険会社への事故連絡(保険金請求)時の対応、各種手続きや問合せ時の保険会社・代理店の対応実態や満足度を調べている。

実施期間は、2019年5月。回答者数は、4,653人だ。

調査からは、満足度を測定する6ファクターのうち「事故対応担当者」において、代理店系とダイレクト系との満足度の差が大きいことがわかった。

とくに「報告連絡が遅かった/催促をした」や「途中担当者が変わった」などの指摘がダイレクト系で目立つという。

ほかにも「折り返しの連絡がなかった/遅かった」や「同じ情報を何度も伝えなければならなった」も、代理店系よりダイレクト系で多くなっている。

ドラレコ特約とは何か?

本調査によると、回答者の約30%がドライブレコーダーを装着しているという。

そのうち事故発生時に「相手あり」の約10%がドライブレコーダーの画像を提出している。

事故発生時から保険金支払い完了までの平均日数は、画像を提出していない場合が「47日」、画像を提出した場合が「42日」。期間の短縮につながっている。

一般社団法人電子情報技術産業協会によると、2018年のドライブレコーダーの出荷台数は367万台。

一方、現状、ドライブレコーダー特約に加入している人は、全体の僅か2.4%に留まっているという。

各社のドラレコ特約をみると、月850円ほどでドライブレコーダを装着し、スマホとの連携により事故時の自動通報機能などが使えるようになるというもののようだ。



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