「コロナ助け合い保険」のjustInCaseが、保険料収入と保険金支出の推移を公表

リスクと保険

2022年4月6日、justInCaseが、「コロナ助け合い保険」保障内容の一部変更について発表した。

保障内容の変更は、オミクロン株の爆発的な感染拡大が想定を遥かに上回ったことによる。

変更の対象となるのは、コロナ助け合い保険を含む同社が販売する全ての総合医療保険(コロナ助け合い保険、シンプル医療ほけん、歩くとおトク保険)において、新型コロナウイルス感染症罹患時の「みなし入院」(自宅やホテル等、医療機関外での療養)を含む一泊二日以上のすべての入院に関する保障内容。

変更の内容は次のとおり。

・2022年4月6日以前に入院開始の場合、契約時に選択した入院一時保険金額の全額を支払う。

・2022年4月7日以降に入院開始の場合、契約時に選択した入院一時保険金額の10分の1を支払う。

・ただし「みなし入院」を除く医療機関での一泊二日以上の入院に関しては、上記の保険金の水準では入院費用をすべて賄うことが難しいと思われるため、保険金のほかに契約時に選択した入院一時保険金額の10分の9をお見舞金として支払う。

同社では保障内容の変更にともない、「コロナ助け合い保険」の保険料収入と保険金支出の推移(2020/5/1〜2022/3/31)を公表した。

グラフを見ると、保険料収入は増えている物の、保険金の伸びがそれを大きく上回っているのが分かる。

健康や経済への、新たなリスクとして現れた新型コロナウイルス。

性質が未解明の部分もあり、保険会社も対応に苦慮しているようだ。

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