20代フリーター、現在の月収は20万円以下が約7割。不安定な収入への対応は

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2019年7月18日、レバレジーズが、フリーターの収入に関する意識調査の結果を公開した。

レバレジーズは、フリーターや既卒など正社員未経験の人や経験の浅い第二新卒向けの就職・転職支援サービスであるハタラクティブを運営する企業。

調査期間は、2019年6月5日〜21日。ハタラクティブ登録者(現在フリーター)、20歳〜29歳の男女を対象に、調査した。410人(男性199人、女性213人)から回答を得ている。

画像はプレスリリースより引用

「現在の月収」についてたずねると、20代フリーターの月収は7割以上が20万円以下だった。

その中でも10万円以下と回答した人は約30%。

20代の平均月収22.91万円(国税庁 「平成28年分 民間給与実態統計調査」)に届く20代フリーターは、3割に満たないことが分かった。

画像はプレスリリースより引用

調査では「安心できる月収」について質問している。

フリーターが安心できる月収は男女ともに、21万円〜30万円が約6割を占めた。

女性は16万円〜20万円が27.5%と2番目に大きな割合となっている。

画像はプレスリリースより引用

「10年後の希望月収」についてたずねると、20代のフリーターが稼ぎたい月収は男性のほうが高い傾向がでた。

60万円以上を希望するフリーターは3割を超えている。

収入が不安定なときの貯蓄とは何か?

フリーターの大半が時給で給与が決定するため、毎月の収入が不安定になる傾向がみられるという。

正社員は雇用が安定していて毎月の収入が確約されているが、アルバイトは、シフトを減らされるケースも少なくないようだ。

貯蓄というと、将来の住宅・教育・老後資金といった目的で語られることが多い。

しかし、収入の増減が大きい場合の備えや調整に活用することも可能だ。

収入が多い月は貯蓄を行い、少ない月は取り崩す。

そういった予備のプールを、例えば生活費1年分ときめておく。

そこを超えたら、さらに将来の資金として貯蓄を行うというプランが考えらえる。



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